1978

パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー

1978
1978年、この年初めて樽を使った極めて手の込んだ醸造の効果を実感し、そしてエミール・ペイノー先生からアドバイスを初めていただいた年でもあります。状態の良いボトルは今でも優れたみずみずしい風味を保っており、色調にも大きな変化は見られません。アロマはもちろん変化を遂げ、瓶内での長期熟成の痕跡が見られますが、これほどまでの年数を経てもいまだこれほどの活力を残しているソーヴィニヨン・ベースの白ワインには、ただ驚かされるばかりです。今飲むべきワインです。(2018年10月)

Margaux

気象条件

特に涼しく湿度の高かった春の間に失われた天気は、夏の間に取り戻されることはなかった。しかし並外れた収穫前の数ヶ月によって、完璧に健全で充分に成熟したブドウの実を、非常に遅いとはいえ収穫することができた。(10月9日の収穫)