1994

グラン・ヴァン・デュ・シャトー・マルゴー

1994
恐らく1994年のカベルネ・ソーヴィニヨンは、やはり後何日分か日射量が足りなかったようです。凝縮感があり、タニックで、後味は少々硬めのワインを生んでいます。


シャトー・マルゴー1994年は、濃密で力強く、長年少々こわばった印象がありました。タンニンのストラクチュアは引き締まってはいますが、アッサンブラージュのときに推測できた以上には溶け込んでいます。
今日ではブーケは十分に開いており、たくましさに代わって徐々に優雅さがあらわれ始めています。飲み始めてもいいでしょう。(2018年10月)

Margaux

気象条件

特に暑く乾燥した夏と非常に時期の早い収穫によって、凝縮性と豊かさにおける傑出したレベルを手に入れることができた。印象に残る収穫の間の強い雨は、ブドウの実の成熟を本当に邪魔するには、余りにも遅かった。(9月13日の収穫)